歯列矯正とブラックトライアングル ブラックトライアングルを治療する8つの方法まとめ

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成人矯正の弊害のひとつにブラックトライアングルがあります。

健康上の問題はないとはいえ、できてしまうとやはり少し気になってしまう人もいるかと思います。

しかしこのブラックトライアングル、積極的に治療している歯科医師や患者の体験談もあまり見かけません。

不思議に思い考えてみたのですが、その理由として、おそらく以下のものがあると思われます。

・目立たない
そもそも日本人は他人の歯並びへの関心自体低く、数ミリの歯と歯の隙間なんて誰も気づかないから気にすんな&気にしない説

・機能上の問題がない
歯列矯正の目的は正常咬合の獲得にあり、健康に害のないブラックトライアングルは審美歯科の領域である説

・コストの割に確実な治療法がない
治療法については後述しますが、かけるコストの割にはっきりとした効果が見込めないこともある。むしろ、虫歯や歯周病につながるリスクすらある説

だいたいこんなところでしょうか。
ネットの意見をみるかぎり、エビデンス(科学的根拠)を重視する医師ほどヒアルロン酸などには否定的なようです。

しかし、当ブログは素人が患者目線で発信しておりますので、ある程度効果がありそうであれば、積極的に情報を公開しております。

そこで今回は、歯列矯正によって生じるブラックトライアングルと、その治療法について投稿します。

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ブラックトライアングルとは何か

ブラックトライアングルとは、歯と歯の間の隙間のことです。

何らかの原因かあって歯肉が下がると歯と歯の間が三角に黒く見えるため、ブラックトライアングルと言われています。

矯正治療で歯を並べると、それまで重なり合って歯と歯に余裕ができます。
すると、歯茎も下がったように見え、ブラックトライアングルが現れることがあります。

また、矯正前は歯ブラシが届かず適切なブラッシングかできずに歯茎が炎症を起こしていた人が、矯正により歯磨きがしやすくなって歯茎の炎症が治まると、歯肉が引き締まりブラックトライアングルが現れることもあります。

年齢を重ねると歯周組織が弾力を失うため、成人矯正の場合はブラックトライアングルが比較的出来やすいと言われています。

ストリッピングでブラックトライアングルを治す

ストリッピングとは、歯の側面をうっすら(1mm以下)削ることです。

ストリッピングで歯を削り、歯と歯を寄せることで隙間を閉じ、ブラックトライアングルを消します。

歯列矯正でブラックトライアングルができた場合によく使われる手法です。

私も少し気になったブラックトライアングルが一箇所あったのですが、ストリッピングで気にならない程度になりました。

もともとの歯の大きさや噛み合わせの都合上、ストリッピングができなかったり、削れる量にも限度がありますが、矯正によるブラックトライアングル対策としては最も妥当な選択だと思います。

クリーピング(自然治癒)を待ち、ブラックトライアングルを治す

歯周病治療においてブラックトライアングルができた場合は、クリーピングと呼ばれる歯茎の自然回復により、ブラックトライアングルが消えることもあるそうです。

矯正治療においてもそのようなことがあるのか情報が少なすぎて不明ですが、私の担当の先生によれば、あまり期待できないそうです。

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もっとも、リペリオを使って気長に待ってみるのは悪くない手かと思います。

リペリオを使ってブラックトライアングルを治す

リペリオとはウェルテックの歯みがき粉で、歯肉を活性化し、歯周組織の回復を助ける効果があるそうです。

リペリオの歯肉回復力については、あまり効果がないという意見も目にします。

しかしリペリオに限らず、ほとんど全ての歯磨き粉は医薬品ではないので、目に見えてはっきりと効果を感じるものではないと思います。

ちょっと高めの歯磨き粉も自分への投資と考えて、効果があったらイイなという程度の気持ちで使うことは十分アリだと思います。

ラミネートベニアやセラミッククラウンでブラックトライアングルを治す

ラミネートベニアもセラミッククラウンも自分の歯を削り人工の歯を付ける方法ですが、技術的・金銭的な理由により、ブラックトライアングルの治療としては一般的ではありません。

特にセラミッククラウンは削る量も多いので、せっかく自前の歯を並べたことを考えると、現実的な対策ではないと思います。

コンポジットレジンでブラックトライアングルを治す

レジンとは、虫歯の治療等で使われるプラスチックのことで、歯と歯の隙間にレジンを詰めてブラックトライアングルを消します。

しかし私の調べた限り、レジンでブラックトライアングルを積極的に治療しているドクターはほとんどいませんでした。

技術的な問題に加え、レジンで隙間を埋めてしまうと清掃性が悪くなり、虫歯や歯周病になりやすくなるのが理由のようです。

歯肉移植でブラックトライアングルを治す

自分自身の歯茎を移植してブラックトライアングルを治療する方法もありますが、こちらも情報が非常に少ないです。

手術が必要で痛みがある点、費用が比較的高額な点、移植した歯肉が定着しないこともある点等がデメリットのようです。

調査してみて感じたことは、歯周組織のスペシャリストは数が少なく、専門家を探すのは腕の良い矯正医を探す以上に難儀しそうということです。

ヒアルロン酸でブラックトライアングルを治す

医療用のヒアルロン酸を注入し、ブラックトライアングルを治す方法です。

ヒアルロン酸は人体に吸収されるため徐々に元に戻ってしまいますが、ヒアルロン酸は歯茎のコラーゲンを再生させる作用があり、新たな組織として長期的に定着するという調査結果もありました。

費用も5万円ほどで副作用もほとんどないようなので、ブラックトライアングル対策としてはアリなんじゃないのかと思います。

結論

以上見てきましたように、なかなかコレといったブラックトライアングルの治療法はありません。

矯正治療でブラックトライアングルができた場合、現実的な解決策としては、まずはストリッピングをする。そして、リペリオを使いながら自然回復するか様子を見てみるということになりそうです。

自然回復するとしても、数カ月から年単位、それも正しいプラークコントロールをした場合だそうなので、焦らず気長に待ってみるのがよいでしょう。

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