裏側矯正のデメリットについて

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表側のワイヤー矯正で治療できる症例であれば、基本的に裏側矯正でも治療できます。

私は上顎前突を矯正で治療しましたが、上顎前突の場合は裏側の方が向いているとも言われています。
奥歯の近心移動を防ぎ、効果的に前歯を下げることができるからです。

しかし、裏側矯正にも一切デメリットがないわけではありません。

そこで、こちらのページでは裏側矯正のデメリットについて投稿します。

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経験・実績が豊富で技術力のある歯科医師が少ない

私は実際に歯列矯正を受けてみて、歯列矯正というものは職人芸の世界に近いと感じました。

小臼歯抜歯の上顎前突の治療という、症例としては割と一般的と思われるものではありますが、それでもワイヤーをコントロールして計画通りに歯を動かしていくことは、術者の経験則や勘どころも大きく作用していると感じました。

確かに、レントゲンやセファログラムを採り事前に精密検査を行います。
また、ブラケットも近年ではロボットやITを用いて科学的に制作されているものも多いようです。

とはいえ、道具を扱うのも治療を受けるのも生身の人間なわけで、歯の動きは実際に動かしてみないと分からないこともあり、歯科医師の技術力が治療の成否を決めることに変わりありません。

特に裏側矯正となると、専門に扱っているクリニックは少なく一部に限られてしまいます。
幸いにも私は裏側専門のクリニックで不安なく治療を受けることができましたが、場所的金銭的な理由などによりすべての人がそのような環境にあるわけではありません。

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また、私は複数のクリニックに初回カウンセリングに行きましたが、裏側矯正をホームページでアピールしていながら、実際には技術に自信がないようで諸々の理由をつけて、ハーフリンガルや表側からの矯正を勧めてきた歯科医師もいました。

そもそも裏側矯正の技術力がある歯科医師が少なく、さらに技術力があるクリニックが患者からすると分かりにくいことが裏側矯正のリスクです。

裏側矯正は滑舌が悪くなる

裏側矯正の場合、慣れるまでは滑舌が悪くなります。
特に、ブラケットをつけて1週間から1ヵ月ほどはかなり話しにくくなります。

慣れるまでの時間は個人差が大きいようで、3日で慣れる人もいるそうですが、私は1か月ほどだいぶ違和感が残りました。
レジン盛りとエラスティックもブラケット装着と同時だったので特に話しずらかったのかもしれませんが、初めの頃は話すのにだいぶ苦労しました。
とりわけ、サ行やタ行の発音が難しく独り言でリハビリしました。

ちなみに慣れれば、装置のない状態とほぼ変わりなく話せ、生活する上での不便はありません。

裏側矯正は費用が高い

表側の矯正であれば、100万円を下回るクリニックもありますが、裏側矯正の相場は120~140万円ほどです。
ほとんどのクリニックは分割払いができますので、毎月の支払いを抑えることはできますが、それでもそれなりの負担にはなります。

しかし、歯列矯正で得られる審美的・機能的メリットを考えれば、支払う金額以上の価値があると私は思います。

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